記事一覧
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モーツァルトという人 35年で600曲を書いた人の日常
35年で600曲、とよく言われます。IMSLPの全項目を取得して数え直すと、ケッヘル番号を持つのは650件でした。そのうちK.300以下が48.6%。半分は20代前半までに書かれていた計算になります。死因をめぐる研究の現在地もあわせて整理しました。
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モーツァルト、どの曲から聴くか ジャンル別の入口
モーツァルトの作品は600曲を超えます。多すぎて選べない人のために、IMSLPの原典データで6曲の編成・作曲年を突き合わせ、「編成が小さい順」に入口を組みました。最初の1曲はピアノ1台、3分半で終わります。
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「月光」第1楽章 なぜ、あの3連符だけで曲になるのか
全69小節に、強弱記号はわずか6個。しかもすべてpかpp、フォルテは一度も出てきません。楽譜の組版データを機械的に数えて見えてきた「月光」第1楽章の設計を、3層構造の図解と、ベートーヴェン自身の演奏指示から読み解きます。
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ミューザ川崎 ぶどう畑型のホールは、どこに座るか
1,997席あるのに、いちばん遠い席でもステージから約37メートル。ミューザ川崎シンフォニーホールの「ぶどう畑型(ヴィンヤード形式)」がどういう構造なのか、公式仕様の数字と自作の模式図で読み解き、席選びの考え方を整理しました。
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『新世界より』名盤7枚 「家路」のテンポで、こんなに変わる
夕方のチャイムで知られる「家路」の旋律は、ドヴォルザーク『新世界より』の第2楽章です。同じ楽章なのに、録音によって11分半から14分まで開きます。7枚の名盤の演奏時間を突き合わせ、差がどこから生まれるのかを数字で整理しました。
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残響2秒の意味 16ホールの音響を数字で読む
「残響2秒」はホール紹介の定番句ですが、何が2秒なのかは案外説明されません。定義は「音が止まってから60デシベル下がるまでの時間」。ただしこの数字は満席か空席かで変わり、周波数でも変わります。だから公開値を横に並べても比較になりません。代わりに何を見ればいいのかを、16ホールで整理しました。
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第九の第4楽章は、なぜあの形なのか
第4楽章だけが異様です。20分を超え、声が入り、途中でトルコ風の行進曲になり、最後は二重フーガになる。総譜に並んだ速度記号を追うと理由が見えます。この楽章の中には、もうひとつの交響曲がまるごと入っています。
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ベートーヴェンという人間 「楽聖」で片付けないために
「楽聖」と呼ばれる人の死因は、いまだに確定していません。2023年のゲノム解析と2024年の毛髪分析で、結論は二度ひっくり返りました。遺髪の鉛は通常の64〜95倍。数字から見えてくるのは、偉人ではなく、病気と付き合い続けた一人の人間です。
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クラシックの有名曲、まずはこの曲から
有名曲は多すぎて、どこから手をつけるか迷います。IMSLPの原典データで6曲の調・編成・様式を突き合わせ、「短くて編成が小さいものから」という順番で並べ直しました。最初の1曲は3分で終わります。
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RCOブラス 世界最高峰の金管セクションは、何が違うのか
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の公式名簿から金管セクションを数えると、18人。首席はホルン・トランペット・トロンボーンに各2人います。RCOブラスが「トリオから20人規模まで」を掲げられる理由を、母体オーケストラの人員構成から読み解きます。